未来をつなぐ、循環のプラットフォーム『サイクルストック』がはじまる

本当に大切にされるべきものが、ただ手放されてしまう――それは食品であっても、思い出であっても、心がつまることです。神奈川県で、デジタル技術を用いて「食品ロス」と「子どもの支援」を同時に解決する新たな仕組み、『サイクルストック』がスタートしました。これは、“もったいない”を“ありがとう”に変える、小さなエッセンスがつまった日常への提案です。

支援のかたちが進化した――災害時支援から、日常の支援へ

この取り組みを支えるのは、コケナワホールディングス株式会社と一般社団法人サイクルストック。両者は、これまで「デジタル大使館」として行ってきた災害時の物資支援を進化させ、このたび「サイクルストック」として日常利用に対応できるプラットフォームに刷新しました。

仕組みはシンプル、思いは深い

  • オンラインで寄附が簡単に
    企業や団体は、余剰食品や規格外品をWEB上に登録。子ども食堂や児童養護施設など支援団体は、その中から必要な食品を選び、送料の実費のみで受け取れます。倉庫から直接配送される構造で、必要なものだけが無駄なく届く仕組みです。
  • 小さな“ありがとう”が日常に広がる
    例えば、廃棄予定だったアイスクリームが“子どもたちの笑顔”へと変わる瞬間。ほんのひと口の甘さが、安心感や喜びを運ぶエッセンスになるのです。

官と民の手がつながる、公的と民間の“ちょうどいい距離”

神奈川県は自治体として、子ども食堂や施設への導入促進・周知を担当。一方、サイクルストックはプラットフォーム運営と企業の参画促進を担います。行政の信頼性と民間の柔軟な技術力が融合し、「持続可能な循環型社会」のモデルケースが誕生しました。

今ここから、全国へ広がる希望のアクション

  • エリアを越えて広がる支援
    今後は神奈川県内だけでなく、全国の自治体でも応用可能なモデルとして紹介され、広がりが期待されています。
  • 利便性を高めるアクション
    スマートフォンアプリも開発中で、より身近に、いつでも利用できる社会インフラへの進化が進みます。
  • 万博での発表とインパクトへの期待
    2025年10月10日には、大阪・関西万博にて特許庁推薦のもと、国内外にこの取り組みを発信予定です。

編集部より

“ありがとう”の数が増える社会は、小さな優しさからはじまります。不要だったものに価値を見出し、それを必要とする誰かに送り届ける――その循環は、社会そのものを少しずつ豊かにしていきます。

『サイクルストック』は単なる仕組みではなく、「支える心」と「社会の形」を変える前向きな一歩です。子どもの笑顔、企業の社会貢献、地域の連帯――そのすべてが、“ありがとう”という言葉に込められています。

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